効率の良くない高度午前1(応用情報の午前の一部の問題を抜粋)をした

今回,確実に1回でパスしたいので午前1を真面目に対策した。

どのサイトを見ても午前対策は「覚えれば良い」とか書いてある。それはさすがに知っている。だいたい,こっちは覚えられないから困ってる。

話の筋はだいたいわかってるので,軽い対策で良いはずである。しかし,それで行くのは怖すぎる。応用情報午前なら80問なので安心できる。しかし,午前1は30問である。範囲に対して30問は少ないので,下振れが怖い。事故がおこって1か月待ちなら良いが,半年待ちはやってられない。

この状況で何をするか?と考えて以下のようにした。なお,分野ごとに対策の濃淡はかなり変えてる。以下は,自分にとって「お勉強」の効果が大きそうな開発技術・PM・SM・監査・システム戦略について取った対策はかなりこれに近い。

複数冊を使って同じ問題を繰り返す

ドットコムあたりを繰り返すのが普通の対策である。しかし,それだと「だいたい」できるので,危機感を感じず伸びない。また,ランダムなので頭の中に体系の地図ができない。

色々考えて,トピックごとに以下のプロセスを回すことで落ち着いた。

  1. iTECの午前本でトピックの全範囲の問題を流す。
  2. 瀬戸本(インプレスの教科書)をざっと読みながら問題を解く。
  3. iTECの午前本の同じ範囲を,解説(まとめ)を読みながら流す。
  4. シラバスとテキストを突き合わせる。
  5. 心に余裕があるところはドットコムをばらばらとやる。

あとは,毎日iTECの午前本を流せるだけ流しつつ,2~4を繰り返す。これだと同じ問題を解いてても飽きが来にくかった。

なお,最後の仕上げに松原本(午前2メインの本)も一部の分野で使った。

iTEC午前本は良い本

「教科書的知識はだいたいわかってる人」の一冊目や軸とするには一番良い本だと思う。

そもそも「過去問」「iTEC」の本は外れにくいので,何も考えなくても良い本の確率は高い。

いきなりドットコムとかだと面倒で挫折リスクがある。しかし,問題が少なすぎる普通のテキストは・・といった場合に,特にこの本は良いと思う。

この本をマスターできたら,後はIPAのPDFを解きこんでいくなりドットコムで量を畳みかけておけば万全だと思う。

仕上げにキタミ式を使うのは意外と良い

初学のキタミ式の定評の高さは皆が知っているところ。しかし,最後の詰めでもキタミ式は良かった。

疲れたときに勉強をゼロにせずに済む

エネルギーがない状態だと,普通の問題集に手がつかなくなる。しかし,キタミ式だと疲れて手も雑誌感覚で読める。演習半分・漫画半分ぐらいで読むと演習もできる。

問題意識を持って読むと絵が頭に良く入る

内容がわかった状態で読むと,初学のときとは違う良さを感じる。問題演習でだいたいの筋がわかってるので,漫画の細かいところまで目が行く。また,演習でもやっとしてるところを解消したいという問題式もあるので,そういう読み方にもなる。そんな感じで,楽に色々なことが良く頭に入ってくる。

中身がわかってると高速で読み飛ばせる

説明が丁寧な分,読むのに時間もかかるので今回はこれを使わない予定だった。しかし,内容とか演習がだいたい入ってる状態でこれを読むと超高速で読み飛ばせる。

スタンダードなテキストは瀬戸本でも翔泳社でも

体系的に説明したスタンダードな本は,一冊手元にあると便利は良い。私は手持ちの少し古い瀬戸本を使った(新シラバスとかiTEC見て古いとこはちゃんと見直しながら読んだ)。翔泳社でも良いかな。教本はちょっと違う感じ。

要は説明型のテキストで

  • 「細かい区切りごと」に演習問題がちゃんとついてる
  • シラバスの順番でカバーしてる
  • それなりの問題数が確保されている

というのを選べば良いと思う。

松原本で高地トレーニン

アジャイルのような新しめの範囲は、応用の過去問には直接なくても高度で既に出題されたものがあったりする。そういったとこを松原本(午前2の対策メイン)で仕上げる。

松原本は午前1にも対応はしていると書いてあるが,iTEC午前本がすらすらでないと使いにくいと思った。午前1をこれだけでやるのは危険だと思う。

また支援士の場合、午前2対策としてもある程度は応用情報本を仕上げておくのが有効だと思う。支援士の問題の場合は,レベル4といいつつ3に毛が生えた感じとかの問題けっこうあるので。

対策の根幹にある考え方

以下はノウハウは何もない。自分のこの対策に関連した考え方をだらだらと書いた。

違う角度から同じことを繰り返す

手をつける教材は広げない方が良いと言われている。しかし,試験では複数冊でやっても1つのことを繰り返してるのと内容的には大きく差はない。

IPAの試験対策は過去問という軸があって,それに沿って書かれているものなら(そうでないものもときどき)だいたい同じ方向に行きつく。違いは,ページ数とか対象に応じて粒度とか著者のポリシーによって書き方が変わるだけである。

キタミ式・瀬戸本・iTECの3冊を回すということは,

  • イラスト(イメージを理解する・イメージと問題を対応させる。)
  • 教科書的(教科書的体系・説明と問題を対応させていく。)
  • 問題集的要約(問題数をそこそこ確保する。問題解説厚め。サブノート的な要約もついてる。)

とバリエーション変えながら繰り返しているということになる。

繰り返すということに対して忍耐力がある人は同じものを繰り返してもいいんだけど,そういうのがない人はこんな感じでちょっと変えて繰り返す方が飽きがこなくて良いのでは?と思う。

特に短期間で仕上げる場合だと,短期間で同じ問題を繰り返す必要が出てくる(忘れながら徐々に刷り込むのを待てない)。こういうときは,違う本(見た目・配列)で同じ問題をやる方が同じの繰り返すよりかはやりやすいと思う。

なお,真面目にいうなら,単純反復より比較の視点を入れたりした方が脳に刻みやすいとかいろいろ別の弁護はあるけど。

複数冊を使う意味

段階によるけどそれなりに。例えば,少しわかってきた段階だったら,Aの本でもやっとしていたことがBの本で理解できたり,逆もある。あるいは,Aの本とBの本を関連付けしてCの本が理解できた,みたいなことも。

そういうのは試験後という主張もある。試験前は反復でやっておけば良いと。

ただ,反復で伸ばせる限界値みたいなのが人によって違ってて,そういう限界値が低い人は視点変えの勉強法を速い段階から入れる方が有効ということ。

全ての記述はトレードオフだし,理解度が変わっていくうちに欲しい記述も変わってくるし,なので複数冊はそういう意味でも有効。

複数の刺激をいれることと反復は相補的

色んな体験記を見てると方法Xでいけるみたいなことを書いてる。まあその方が単純化して文章も書きやすいし。

ただ,コアとサブをちゃんとしてれば複数の刺激を入れた方が効率が良いというのが自分の持論。特に真面目に長い時間の勉強するときには。コアを瞬時にというのは前提として,

  • コアにいたる段階では別の刺激をいれた方が記憶の定着が良くなったり理解して記憶しやすくなる
  • コアから得られる知識量自体が収穫逓減領域ち入ってきたら別の刺激で知識量を増やす

といった感覚。収穫逓減になってもなおコアはリピートするのは前提(無意識化レベルまで仕上げるため)。ただ,それだけをやるのは色々と割が悪いと思っている。

一度に相手にする「わからなさ」をコントロールしつつ勉強

複数並行するからといって全部同時にがっつりやるわけでもない。そこは自分にとって既知となる部分と未知となる部分をうつくコントロールしながら進めていく。今はここはあっさりでここはきっちりやる,を毎日状況をみながら切り替えていく感じ。こういうのって文章化しにくい。。。

仕上げのレベル感

最後の復習は、重い計算や考察問題以外の問題と解答を一瞬でめくれるようになるとか、選択肢見なくても答えがだいたいわかるとかになる。自分の性格上、それでも本番て何問か落とすのだが。

こういう仕上げにするので,紙の本を使うことは必須だった。電子だと紙をめくるスピードに追いつけない。体系で入れていきたいというのもあるので,その意味でも、かっちりした紙の出版物が良い。

(軽い問題だと)1問15秒ぐらいでめくれると復習も楽になるのでそこを目指してた。解説とかを徐々に熟読したり教科書とか違う角度の納得もいれつつ、自然とめくれる状態を作る。めくる速度を上げることそのものが目的ではない。

余裕があるときは、実際は少しずつ手を止めて知識の拡張をしていく。あるいはめくりながら解説の関連事項を思い出したりもする(そして思い出せなくて余裕のあるときは関連事項復習)。ある程度めくれる余裕が出てくるとこういうこともスムーズにできる。

本当はここまでやりたくないけどと思いつつも今回やったら、確かにここまでやれば見えてくるものが違うのはわかった。

午後の下地があるから午前が仕上げられる

なお、これは午後がだいたい理解できるからてきる対策でもある。今回の自分は,午後の下地は既にあって(AP・NW・DB・SC合格済),知識の雰囲気とか必要性がわかってるから投げ出さずにできたといった感じ。

世間では,午前しっかり→午後と,午後しっかり→午前がメインだけど,自分の今回勉強した感じだと,午後から逆算した午前をざっと→午後をだいたい理解→午前をしっかり,が一番良いと思った。特に時間がかけられる場合。

試験後の感想

ここまでやると、なんか少しだけわかってきた感が出てくる。もう応用情報の教科書はPDFだけで持ってても大丈夫かなと思ってきた。

逆にいうと,一回目でわかったになるのはしんどいので,普通に受ける場合はえいっとやりましょうが正しいのかも。

2020高度午前2をざっと見た感想

支援士以外で。いつも通り専門家ではないので内容無保証。

セキュリティ問題

全区分で共通でないのが増えた?これ以前からそうだったっけ?以前はほぼ午前2共通だったような。

結構,定番問題が消費されてる印象があって,そうなると消費ペースが速くなって足りなくなるから新作問題が作られてくるということになるのだろうか?

セキュリティは勉強してほしいから重点にしてるはずで,新作だからといって無茶なことはしてこないと思うけど。ただ,問題・解答丸暗記に近い勉強ことをやっていると変えられて困る,は多く出てくるかも。そうしないと問題量が確保できないから。

DB

しばらく見てないうちにいろいろとごつごつとした問題が。。。

午後1もみたら(設計の問題すら)やばくて,今受けたら全く通る気がしない。

個別にぐぐっていくと,自分が知らないだけで以下は一般常識らしいことがわかる。ググった後で問題文みたり数年さかのぼって確認をしていると,いやこの試験の問題と解答,ほんと理解に使いやすいなと感動する。

CAP定理(問1)

CとAとPは何か覚えてることが前提の問題。

シラバスにあるので何回みたのだが全然頭に入ってこなかった。こういう問題を解くと頭に残りやすくなるのかなと思った。その意味で良い問題だと思う。

なお,データベースでは既にCAPは何回か知識問題として出てて,次の段階としてこの問題が来たらしい。

NoSQL(問2・問16)

応用情報午後のSAの問題もそうなんだけど,NoSQLはさっぱりわからない。シラバスに入ったのに。

レベル4の問題かもしれないけど,問題が少ないのでこれも応用情報対策でも解いておいた方が良さそう。

  • 問2 : BASE特性を満たし次の特徴をもつNoSQL
  • 問16 : キーバリューストア

問2は単語ぐーぐるに聞いて問題文と解答のセットでものすごく良い説明になってて納得した(BAとSとEの説明みてこれ読んでって感じ)。

問16はなんとなくこの言葉しか聞いたことない,で選べそうだけど,そういうのはそのまま流用されても文句言えないな。

トランザクション制御(問11・問14)

MVCCが新しくシラバスに入ったのでいろいろ調べて,で,良くわかんない,になってたからトランザクション関連の問題に目がつい向かう。

なお,H31の午前2の問18でMVCCそのままが出てたらしい。流用最重要候補はそうですよね。

硬派な本(増沢先生の本)は,MVCCの前にいろいろ並んでて,それを見てると,それ以前におさえないといけないことがあるという認識までは到達した。

  • 問11 トランザクションの直列化可能性
  • 問14 同時実行制御の手法の一種である楽観制御法

あたたは,なんとなくそういう関連なのだろうなとは思ったり。楽観制御はNoSQLのとことかとかんでるらしい。。。

問22 電気泳動型電子ペーパ

面白いけどなんでデータベースでの出題なんだろう。。。そのうち応用にもこれはきたりして。

問23 ハートビート

LinuCの勉強のときに少しみたところだからふーんってなった。流用も当然そのうちありそう。

問25 ユースケース駆動開発

PMにもあった。最近はやり感の問題で,流用か再出題で警戒か。

出題割合

過去との比較はわからないけど,データベースの出題のうち,

  • 理論(正規化とか)・モデリング(3,5,6,9) : 4/18
  • SQL(7,8,10) : 3/18
  • それ以外(1,2,4,11,12,13,14,15,16,17,18) : 11/18

で,上2つだけだと午前でも落ちるという世界線なのか。

午後をみてもそうだけど,理論・SQL以外を一回ちゃんと勉強した方が良いことだけはわかった。ただ,本で勉強できるのかな。

(午後も含めて)問題が増えてるってことは,問題を通して勉強するっていうのはやりやすくなったので良い機会だとは思うが。

PM

問5 PV, EV

応用の対策本でみる文章題をひっくり返した感じの問題ですね・・・

問20 デザイン思考

シラバスで出てきたデザイン思考の問題が。これは応用にそのうち流用もありそうですか。。。このセクションのレベル3で扱ってるPMで出たものなので。

これは消去でいけるけど,選択肢紛らわしくされたらどうなるんだろうかはわからない。

システム監査

よくわからないけど,いちおう平成30年の基準によるとになってた。

問10までざっと見て,応用の過去問で個別バラバラに出てきたことが一本につながった感じがした。いきなりこういう抽象だと嫌だけど,ある程度解きこんだ後にばらっと一回みておくのは良いなと思った。

2020応用情報をざっと見た感想(主に午前・気になったとこだけ)

気になったとこだけ。

専門家ではないので内容の正しさは保証しません。

ちゃんとした分析はiTECとか(特に最近の「新傾向問題」のpdfがものすごい良い。4期分だけでなくずっと残しておいて欲しい。)

過去問にあるかなどは真面目に見てない。特にその場で解けるなと思いそうな問題は。

なお,以下の「計算問題を暗記問題にするしかないか」は苦手な人目線で,自分がそうだとかそうであるべきだという意味ではない。数学強い人が色々好きに言ってるけど,インフラの人も受ける試験なので程良いレベルで止まっておかないとかわいそう。

午前

午前1で出たとこを除いて。

テクノロ

数学問題

問1はね・・・数値替えしようがなければ暗記問題にするんですかね。

問2は最初は原因の確率と思ったけど,普通の確率か。掛け算と足し算なんだけど,これをちゃんと場合を分けて足していくって大人になって再学習するのは割が合わないというかなんというか。少し考えて

 0.6 \times 0.7 \times 0.2 + 0.6 \times 0.3 \times 0.8 + 0.4 \times 0.7 \times 0.8

と式を書き並べたら,0.8で最後の2項くくれることに気付いて

 0.42 \times 0.2 + (0.18  + 0.28) \times 0.8 = 0.42 \times 0.2 + 0.46 \times 0.8

と眺めてると,これは内分比だと気付いて,0.42と0.46の間だからウかという結論。これぐらい普通に小数計算できてしかるべきだが・・・

問6は対象を変えて再作問すると文章作成で大変そうだからそのままになりやすいか。

問2は数Aで問6は必履修情報で扱いそう(新過程)なので,まあ高1レベルなのだけど。

行列とか固有値の問題,いつでてくるのだろうか。。。

問35 DHCPのブロードキャスト

これをわかってなくて支援士の試験の午前2の問17を間違えた。

DHCPへのブロードキャストは,ブロードキャストかける時点でクライアントは何も情報わかってないからこうならないといけないんですよね。。。マスタリングTCP/IPかえって見たら脚注にちゃんとあって,いかに自分がちゃんと読んでないかがわかんた。

支援士の午前2の問17もほぼ同じ意味の問題だった。リレーエージェントがルータ越えはわかってたけど・・・選択肢いっぱいあったら255.255.255.255を選べなくなってしまう罠。

問38 OCSP

CRLだけはなんとか覚えてたんだけと,支援士の午後1でOCSP書かされてひっくり返った。支援士では確かOCSPという単語を選ばせる問題は既に出ていて,そろそろ午後1で書かされても文句言えないなと思ってたが(で前日に一回覚えようとしたけど頭に入らなかった)。

応用の午前に出たということは,CRLと覚えてるだけではだめで,OCSPそのものを押さえておかないといけない扱いになりだしたのかな。

セキュリティの問題数

基本午前・応用午前・午前1のセキュリティの重点化は,数年前に強化した現状をシラバスから読み取れるようにするだけだと書いてあったが,実際は10題から11題に1題だけ増えた。誤差なのか今後続く傾向なのか。

かわりにヒューマンインターフェースの問題が消えたか。これは午前1みたいにマルチメディアと交互出題とかになるのかな。。。

ネットワーク5題・セキュリティ11題で,この2つで16/80でキリ良く2割ですか。12/16(75%)ぐらいで乗り切れるように対策はしておきたいですよね。

PM 問53 : プレジデンスダイアグラム

プレジデンスダイアグラムという謎図。。。この図自体の過去問もあるんですね。。。最近出始めたのか。なんか応用情報の午後ででてきたことなかったっけ?この図。

だんだん深さが深くなっていってるので,なんかもしかして定番化?というセンサーをはっておきたい。そうすると消えるのは(ほぼフィーリングで行ける)アローダイアグラムなのが痛いな。。。

午前1に流用もそのうちくるのかな。

ストラテジ

問66: レベニューシェア

シラバスにあった単語。

サービスマネジメントの逓減もそうなんだけど,経済学部生だったのでなので普通に生きててフィーリングでわかるかの判断がつきにくい・・・

問69: プライスライニング

スキミングプライシングがくると思ってたけど。

価格設定方法(コストプラス法他)が従来からある項目で,その一バリエーションですか。

残りの選択肢,全部名前を調べておかないといけないのかな。。。。。価格戦略としてはわかってるけど名前知らない(これが経済学部生と経営学部生の違い)

問74 : ABC分析

簡単な計算問題なんだけど,意外と面倒ですね。あまり足し算したくないので70%の側から攻めるのではなくて30%の側から攻めるのが良いか。ただ,割合苦手な人には解きにくいんだろうな・・・これは。まず割合で考えるか実数で考えるかがうまく捉えられないとつらいので。

問75 : 定量と定額

これ過去問はあるかも。

入門ミクロの図でありがちな問題。ただそういうのを自分は一回も暗記したことはない!こんなの式でいいじゃんと思ってしまう派。

そもそも4つの式が正しい前提があり,グラフの中の3(一応文字化けに配慮せずに囲わなかった)は量で,量を表しているのはアしかないのでたぶんこうだろうてきな感じ。

4つの式が4つのグラフに対応してるとは書いてないけど(それなくてこの問題は厳密に成立するのだろうか・・・),そう決め打てば,総費用が4のグラフっぽい(関数形の雰囲気からも)。

3は最小値なのでで微分してゼロと置いたら(この問題でこの発想が普通は出るかな・・・),アの式が出てくるので,そういう関係かで確信を持ってアを選ぶのかな。

まともにどう解くかは知らない。

問79: マイナンバー

消去法でわかるけど,アはだめなんだ。グループ企業でも転籍したら毎回出さないといけないんですね。なるほどと思った。

午後

システム開発

これ午前対策として非常に良い問題。あと,高度午前2の対策でも目を通しておいた方が良いかも。

今回,午前1対策でアジャイル関係の新シラバスの用語をかたっぱしから調べて行ったんだけど,この問題でかなり網羅してる感がある。

逆に新シラバス対策でひととおりぐぐってる(あるいは普通に開発でやってる人)はやってた人は,午前でなく午後で生きたって感じですね。

HHKBのhybridのType-Sを買った

机の上をワイヤレス化したくて買った。

タッチが合わない人には合わないのでType-Sにする予定はなかったのだが,Prime Dayでそっちのみちょっとだけ割引だったので買った感じ。

Type-S,タッチが合わない人には合わないと書いてあったけど,自分もタッチが合わない側たった。なんかこう指を下ろしているときに物が挟まってる感があって,それが気になる。

あと,Ctrl+Wするときに,Wを人差し指で押すんだけど角度の関係で弱いタッチになるのでそれをやるときもちょっとやりにくい。

まあ,これぐらいの誤差なら自分の指をキーボードに合わせれば良いやと割り切れる範囲。あと,静かになったメリットもそれなりにないことはないし。

Bluetoothが心配だったけど,短文なら大丈夫な感じ。ただし,親指シフトで長文ばりばり書いてるときにううんってなる。これはちょっと遠めのとこにPCを配置してるせいもあると思うけど。

ベッドでiPadとペアリングして使うのもまあ使えた。ただ親指シフトできないので原稿修正にしか使えないけど。仕上げの気力ないから完成になってなかった記事の修正ぐらいには使える感じ。

ケーブルのすっきりはまあ予想してたけど,これで使わないときにどこでもよけれるという気楽さができたのが大きい。

後は電池の持ちだけ。とりあえずエネループを買っておいたけど。

初めて午前1(応用情報午前情報の一部)を本気で勉強して支援士試験を受けにいった

とりあえず支援士試験に参加をしてきた。

これまで情報処理技術者試験は,まあ受かれば運が良いや,の対策で行ってた。応用情報を相当前に取ったときは全てがフィーリングで,午前対策すらほぼゼロに近い対策。午後は当然無対策。

しかし,今回午前1を絶対に落としたくないので徹底的な対策をした。今までにないぐらいプレッシャーがかかった試験だった。

普通にやれば午前1なんてまず受かるし,世間でもそういわれてるのに,なんで自分はここまで徹底して勉強しないといけないんだろうと頭が痛い日々だった。これだけ勉強してもなぜこの程度しかできないのだろうかとかプレッシャーも抱えてた。

普通に勉強して試験に行くという感覚を初めて知った(もっと早く知っておけという話)。

詳細な対策はまたとしてとりあえずの感想。

午前1

自己採点だと27/30。さすがに次回免除は大丈夫でしょう。

この運を午後にとっておきたかったが,今回は割り切ったのでしょうがない。

50分で計算問題3題は厳しい

どうせ解けない問8のハードの計算を除いて(これをたぶん過去問でみたことはあるような)実質3題の計算問題。

とにかくまともに計算してられない。問21のサビマネの計算問題は概算で2択にはすぐにできるし,数値が過去問と同じだから記憶を呼び起こせば正答は出せる。記憶と手元の概算の2択で計算を信じて間違えた。記憶を信じるべきだった。

問29の利益計算は,経済学部生的な大人のずるで計算した(あとこれもたぶん過去問がある)。

問9のネットワークの計算問題は,やることはわかるんだけど,時間と気力の不足で手がつけられず。

応用情報だったら時間たっぷりあるのて解き切れるのだが・・・あと,昼夜逆転気味で睡眠不足なので厳しいというのも。

6割取って帰れば良いので,取れてる確証があったら,マークの見直しに時間も投入するし・・・・

基礎理論とアルゴリズム

どうせデータサイエンス強化が絡んだ新作問題がきたら終わりだから対策しても無意味だろうと(解けるのはもともと解けるし解けないのは解けない)ノープラン。そうしたらオーソドックスどっかで見た問題で感謝。それも計算ゼロ秒で答えがでるやつ。

問3の単純用語選択問題にも感謝感謝。どっかの本だとプログラミング言語に関する問題は午前1では当分出てないとか書いてあったな。こういうことがあるから広くやらないと危険なんですよね(幸いこれぐらいは教養の範囲だからあれだけど)。

直前まで捨てる予定のとこが簡単な出題だった

コンピュータ構成要素・ソフトウェア・データベースは苦手か割合わないで少し前まで完全に捨てる気でいたけど,そこが過去問寄りの出題だった。さらっとやった勉強で解けたので助かった。

コンソリデーションはフィーリング

ネスペ経験があるので,問5はコンソリデーションときたら良くわかんないけどどうせ仮想化でしょ,感覚で合わせた。

傾向変化も的中させる

過去の高度からそろそろアジャイル関係を引っ張ってくるか,あるいは,スクラムぐらいはたぶん新作問題が出るんでしょうねと注意して演習してたら問17でスクラムが出てくれた。ちゃんと勉強してなければふらふらとエクストリームプログラミングを選んだ恐れがあった。(それもひどいが)

アジャイルシラバスの用語例の増え方が異常だったり,高度出題もかなりあったりしたので,そこは何かあると予想していくでしょう。。。

(ここの段落・10/26に削除・セキュリティが一題増えてたと錯覚してたけど増えたのは応用情報のセキュリティだけ。適当に数えてた。)

問28のSoEも念のため調べていたので,ノータイムで正解を選べた。Engagementと書いてあったので,初見の消去法でも選べたかもしれないけど,50分だとこういうとこでノータイムで心身が節約できるのがありがたい。

過去問暗記の分野を間違えたら厳しかったかも

今回,自分が午前1の特化をかけたのは,新シラバス(確か前回から適用)でけっこう問題を変えてこられたときのリスクに対応するためだった。

自分が取れそうなところが傾向変化とか新問題ぶつけられそうな予感がしてて,そういうときに限って苦手なとこは過去問そのままがくるんだよな,と思った。よって,午前2以降の対策を全て犠牲にしてこの両面の対策を打った。

くだらない対策も全部水の泡に

共通フレームの重箱(くだらないが)がきても新傾向が来ても完璧になるように対策かけていってて,共通フレーム勉強しつくしたのが全部チャラになったのは複雑だったけど。ただ,同時にきっちり勉強したUMLは報われた。ちゃんと勉強してなかったらふらふらとこれも誤答を選んだ可能性がある。

午前1組はけっこう悲鳴があがってるかも

たぶん,午前1組は悲鳴があがってたと思う。おおよそ多くの人が苦手そうな前半が過去問中心で,マネジメント・ストラテジが新作問題中心だったので。

応用情報午前も悲鳴があがってるらしいが,まだ見てない。

午前2

とりあえず22/25だった。ほぼ無対策で午前苦手の自分には上出来。

前々日にちょこっと読んだだけ

前々日に直前2回を除いて6期分ぐらいプリントアウトして解いてみると意外と解けて元気が出てくる。元気を出しただけで何もしてないに近いのだが。

いちおう,ちょっとした誤解は微修正をした。その微修正だけで記憶がちゃんと定着できてたらしい。7問ぐらいその微調整で自信を持って解けるようになってた感じ。

NWとDBで60点の思い出があり午前2には良い思い出がないが,過去の記録みたらSCは76であることが判明し,それで少しやる気が出てきた感じ。

午前1対策で最後の5問は全部取る

最後の5問は午前1で鉄壁の対策をしてるので万全。ふりかえり(レトロスペクティブ)のタイミング問題は,対策してなかったら危なかった(どっかの区分の過去問で見た。SAだったかな。。。)。

UXってこういう出し方するんだ

応用のシラバス見てたときに,UXが範囲追加になってて,これどうやって出すの?と思ってたらそういう出し方があったんだって感じ。応用に数期後で流用されそうな感じの問題ですね。。。下手したら基本で流用されてもおかしくないかも。

しかし,問22のペルソナは常識の部類の問題であって,勉強して対策できるのかな・・・よくわからない。

午後?

わかりません。簡単とみんな言ってるけど自分には難しすぎました。午後1の問1で力尽きた。

そして,問3の記述をまともに書いてるエネルギーがないので,イチかバチかで解答量の少ない問2を選択。結果は知らない。

午後2を解くときにはもはや疲労困憊で,プログラミングができないのに問1を取る。問2の記述をまとめてる気力がもはやないので仕方がない。

10分ぐらい問2をとかなきゃと自分に言い聞かせながら何回も問2を読んだが,羊が一匹状態。よって,執念で問1を解く方向に切り替えた。たぶん落ちた。

だいたい,普通の人が10分で解けるjavaの問題を,40分ぐらい(たぶん・下手したら1時間かかってる)投入して解いてますからね。。。。(そしてたぶん間違ってる)。

もう一回受けに行くの嫌だな。。。最近の午後の傾向,勉強したら点数が上がりますとは感じられないのて。しかも採点調整がかかってるとかかかってないとか。。。。

LinuC 201(Ver10.0) 新試験で行くか旧試験で行くか?

否応もなく半年もしたら新試験だが。

やっとLinuCが片付いて解放感にひたってる。

201も含めて全部新試験で受けてきたので,自分なりのシラバスベースでの簡単な比較を少しずつあげていく。 (気が向いたら少しずつ書き足していくかも)

大枠の損得

以下,全部の重要度が足して60になることをわかりやすくするために全部に/60をつける。以下正式名でなくぱっと見てわかりやすい見出しで書く。

大枠で増加したとこ

大枠として追加になった範囲。

  • Ansible(4/60)
  • 仮想化(6/60)
  • コンテナ(5/60)

ある意味で全部難しい。公式資料レベルの出題ならまあ良いのだが,ちょっとこのシラバスと資料の解説でそこそこの難易度のある問題数を作り切れるか?と思う。要は問題予測が難しいと。ただ,新範囲の合計が10/15で合格ラインなので,5題落として良いならそんなにしんどくないという考えもできる。

減少したとこ

項目レベルでの除外。
重要度減少
見えにくい大きな減

initのごちゃごちゃしたとこは全て除外。systemdに一本化。影響範囲が大きいのは,システム起動のカスタマイズ(3/60)。

以上を踏まえて

減った範囲,だいたいの人にとっては減ってくれてありがたいと思うのでは?カーネル関係が-2になってくれたのは助かるという人が多いと思う。カーネル関係全部で7/60なら,2題~3題取れば良いの感覚で勉強できる。覚えやすくて大事なとこだけ押さえていくという感覚でいける。

あとは,公式資料みて新分野やりやすいと思ったら新で行けば良いと思う。ただ,自分で調べる力とか予測する力は必要。参考書や問題集がないから。この予測できる力が人によって大きな差があるので自分で判断するしかない。予想しきれないことが意外とあった。

あと,AnsibleやDockerを使いこんでる人からすると新が絶対楽だと思う。

既存のもの以外でも勉強できる力のある人は、新がお勧めといった感じ。

個人的には本を買って万全の備えはしたが

色々なとこで点を落としそうなので,AnsibleとDockerは1冊ずつ本を買って確実にここで点を落とさない対策をした。

そして,鉄壁の体制にしたのだが,それで点を取れるかと言われれば微妙。点が取れた部分は勉強の結果だったかと言われれば微妙。実際に使うレベルまでいけば点取れるんだろうなとは思う。

この試験特有の,このシラバスの書き方からこの出題は予測できません,があるので勉強が無駄になることは覚悟してやった。この範囲は,カーネルと比較すると勉強してて苦痛でないので,他で無駄にならないからいいやでやったけど

systemdも一冊本を買い足したりコマンド確認は多少した(CentOSの8実践ガイド)。

常識対策はどうすれば良いんでしょうね

公式が問題と答えの暗記では解かせないとか実践的にしていきたいと言っている傾向がある。201の範囲でその言を真に受けるなら,範囲のLinuxの知識とその外にある常識との組み合わせ問題が増えてくるという方向が考えられる。

問題はこの「常識」が勉強では身に付きにくいことなんですよね・・・未経験の人(まあ自分もそうだが)どうしてるのかな。。。実機動かしたって実務やったってわからない人はこれわからないでしょう?な感覚を前提にしてるようなことがちらほら。逆にセンスある人はそんなの常識でわかると。

新の範囲は,そういった常識問題が増える余地が大きく,対策が難しい。。。。逆にいうと常識問題でなんとかなるんでは?ということで自分は新で突っ込んで良い思いした部分の方が大きかったけど。

暗記は苦手だが予想は得意という当たり前のことを再確認してしまった

LinuCの202(Ver 10.0)を受けてきて,スコアを見て,全部の問題のポイントをだいたい再現して,自分の適性について考えさせられた。

まず,問われたことの概略のほぼ全てを翌日になってから再現できる理解レベルで勉強したにも関わらず,基本問題(暗記・定番)を相当に落としている。そして,それなら落ちるはずなのに通っている。なぜかというと,自分で予測した問題をいくつか的中させてカバーしたからなんだけど。

予想といってもたいしたことはしていない。主に新範囲(微妙な項目レベルでの新範囲も含む)の部分について出題予測をして,それに必要そうな知識を調べて眺めるレベルで頭にいれておいただけである。

予想を嫌う人もいるけど

予想を嫌う人がいるけど,人が作った予想をそのまま覚えるのは能力でもないが,的確な予想問題を作る力自体はそれなりに意味のあるものであると思う。

ということで,ひたすら今日も201の新範囲について徹底的にシラバスを読み込んでるんですけどね・・・・

試験を通したフィルターでどう自己分析をするのだが

こういう資格試験って,向き不向きのフィルターとして使うものなんだけど,こういう結果って適性をどう解釈するべきなのだろうか。

実機を動かしつつ定番を覚えて言われたとおりに短期間で暗記して正確に再現できるようになることが適性であるなら,明らかに適性がない。しかし,レールがないところをそれっぽく形になる力が適性なのなら,そこそこあるということになるのだろうか。どっちが求められていてどっちがお金になることなんでしょうね・・・

定番落として新出の未知の問題で稼ぐというのは,これまでもずっとそう。ネットワークもセキュリティも(応用情報もデータベースも),落ちるスレスレで午前2を通過し,午後は新傾向問題にうまく乗っかって通ってきた。

果たして私は何に向いているのだろうか・・・・・