CBTで統計検定2級を受けきてみた(事務手続きなどで感じたこと)
統計検定の2級を暇つぶしに受けてきた。(いちおうは受かってきた。もう少し点数はほしかったが。。。)
まあ、自分の経歴を見る人が見たら、2級を受けてきて何になるの?なんだけど。しかし、文系じゃんと見る人もいる。よって、理系っぽく見せるためのアクセサリーは一つでも増やしておこうということで受けてきた。
本当は、準1級とか1級でないと意味がないが、
- 近いうち(年度末)になにがしかのかが必要になったときに備えて
- 試験の締め切りを切らないと基本の部分の復習をしない(準1級の準備をしない)
ということもあり、CBTで受けてきた。
事務的にひっかかった部分とか
注意しておきたいことをいくつか列挙しておく。
- PBTは5000円であるがCBTは7000円(2000円高い)
- 受付は各試験会場。よって、受付のシステムのクォリティーが微妙 (専用のシステムが作られていない会場がほとんどかと)
- 今日申し込んで、明日受けられるわけではない会場が多い。
- 開催日がかなり限られている会場もある。
- 試験会場・試験日の検索システムはものすごく使いにくい
- 試験会場が便利なとこにあるとは限らない(私の住んでる地方の場合)
- 持参物に注意。電卓は貸し出しではなく持ち込み。
- 合格証にCBTの合格と明記されるらしい(これをどう見られるかは知らない)。
試験のオペレーションなどは、守秘義務とかにひっかかると嫌だから書かないけど、あまり整っている印象はなかった。私のイメージでは。 ここは、かなり会場に依存すると思う。
PBTを受けるほうが得だとは思うが
次のような場合を除いてはPBTのほうが得だと思う。
- PBTの会場までが遠い(統計検定は大都市でしか開催されない)
- 貴重な試験機会を2級ごときで使いたくない(これは1.とも関連するが)
- PBTを受けて落ちて、次の半年までひきずるのが面倒なのでさっさと片付けたい。
CBTはPBTよりやりにくいのも事実
計算用紙は一応渡される(どこまで書いて良いかわからないので詳細は書かないが)。しかし、PBTほど潤沢なスペースがあるわけではない。
私がコンピュータで困ったのは次の2点。
- 図表や数値の横に書き込みができないので、概算であたりをつけるなどの、省エネ解法がやりにくい。
- 消去法がやりにくい。
3級・ギリギリで受かろうとする人・ワーキングメモリが少ない人はCBTはやめておきましょう
紙だったらざっざと書いてばさっと解いていけば良いとこを、画面上だったら指差し確認して指を折って数えていくとかしないとならない。よって、CBTでやる人は書き込みせずに解く練習をしておいたほうが良い。
自分のように図表の読み取り問題を何問か落としても、別に落ちるわけないと思って受けに行ってる場合は困らない。しかし、ボーダーギリギリで受かろうとしている場合、こういう予備知識や計算なしで取れる問題をとりこぼしたくないという感覚で受ける人もいると思う。この場合、CBTは危ない。
また、普通に解いたら紙と比べて時間もかかる。
なので見出しに書いた通り
- 図表読み取り問題の多そうな3級
- ギリギリで受かろうとする人
- ワーキングメモリが少ない人
はPBTで受けておいたほうが良い。逆に、PBTで受けてギリギリ落ちて、忘却が始まる前に受けてしまうという使い方はありである。