LinuCの201をざっと片付けた

かなり前だが,LinuCの201をざっと片付けた。レベル2全体とかの細かいことは別記事として,今回はこんな感じでざっと片付けましたの話。試験直後に書いた記事を寝かしておいたものなので,試験直後にほぼ書いたもの。

例のごとく10.0なので演習がないとこは別途勉強。

レベル2までの4つの試験の中で、今回が一番楽だった。202を先に片付けてから(嫌なことは先に片付けた)201をやった。普通は201を先で良いと思う。

重複範囲はレベル1のあずき本を使う(あずき本を使う場合)

201はレベル1とけっこう重なっている部分がある。

よって,重複範囲はまず1のあずき本を完璧にして,それで2をやると良いと思う。レベル1は受験者数が多いので,本がわかりやすく作りも金がかかっている。よって,それを使えるならそれは使い倒したいということ。

レベル2のあずき本の改訂版(11月とあったけど)でどう変わってくるかわからないけど。

あずき本とPing-tの問題は両方使う

章末と模試を使うだけでもあずき本を使う価値はある。過去問公開されていないので,複数の人の作った問題を見ておくのが安全。Ping-tとあずき本は作問の視点が違う部分があり,それぞれ参考になる。なお,あずきのみはさすがに危険。

その意味で,スピマスも買って模試だけは使った。ただし,スピマスの本文の問題は私には合わないので使っていない。

範囲が限定されてるから何かに限定して繰り返すのが効率的という説もある。ただし,これは教材の精度が良い場合に成立する話。この試験ではそれは成立しにくい。教材が微妙なのは,作りに金がかけられないとか,守秘義務の関係でわざとぼかしてるとかの関係だと思う。また,範囲が広すぎて重箱も突いてくるので,限られた量で対応してきるのは大変,というのもある。したがって,一冊・完璧ではないので,どれか完璧にしても他もぱらぱらはしておきたい感じ。

あずき本とPing-tの役割分担

自分はPing-tだけで行くのは無理。Ping-tを絨毯で覚えるとか,Ping-tの形式で問題を解いているうちに何らかの抽象化が働いて理解ができるという頭はないので。なので併用。

  • あずき本 → 暗記量を減らすためのヒント集
  • Ping-t → 暗記対象を網羅するための視点を得る

といった感じの使い方。

あずき本は,暗記量の圧縮に使える。名前解決系はだいたいnのオプションが用意されてるとか,略語の元が何かとかそういうのを書いてくれてる。そんな感じで暗記圧縮に使う。あとは、書き込みをいれてそこに情報集約させる感じ。

Ping-tは毎回一セクション全部を軽く回す

金とか銀とかヒットとかそういうのはばっさり無視して、繰り返し全部回した。そもそも答え合わせ機能は一切使っていない。答えはすぐ開いてパッと見るぐらいのいい加減な演習をひたすら回数回した。

なお,そのときの習熟具合で回し方は変えてる。後半は問題見て選択肢見ずにポイントを思い出すとか白紙解答書くとかする演習も入れてる。

この試験の教科書・演習問題の体系化や精度が微妙である。要は,それぞれの問題がきれいに直交して作られてて,かつ,問題全部で無駄なく全体をきれいにカバーするといった感じではない。よって,何がわかってないかを考える時間があったらさっさと回数回す方が速い。

また,問題間の難易差が激しいので,簡単な問題を取り切る保険として簡単な部分を繰り返しす意味もある。

以上を踏まえて,復習はわかってるとこも含めてひとまとまりの内容ごとに全問題を一式回すことにした。

逆に言うと,高速で全部の問題を回せるようにするために,頭の中でどういう風に整理しておけば良いかを考えるのが勉強とも言える。何回やっても高速にできないということは,そこに回せない何かがあるのである。そこを潰していく。(場合によっては捨てる)

常識問題はお勉強が難しい

レペル2は、けっこう常識問題の範囲がある。こういう常識問題は,この試験の教材で理解できないということはありえる。

そういう人は,別途対策か,他のとこで精度をあげて点を取り切るしかないのかなと思う。

自分は常識はあまり勉強しなくて済んだ側なので,この対策は何も言えない。

201の新範囲は全く出題が読めない・・・・

いちおう公式の参考資料を使うのだが,これ問題作れなくない?とか思いながら読んでた。そうしたら案の定ひどい目に合う。シラバスの字面通りだと相当高度な問題も作れるとかの悩みもある。

リテイクは1回は1週間空けるだけで受けられる(その次の1回からは1か月)ので,お金があるならえいっと受けに行って問題を収集してくるのも良いかも。まあ,あずき本も出たしPing-tもそのうち出るし,そうしたらもう少し違うんだろうけど。

新範囲について自分なりに考えたことは過去のエントリで書いたので略。

baruku07.hatenablog.com