2018-01-01から1年間の記事一覧

特定のひらがなのみを含む単語を大量に用意する(1)辞書を用意して単語リストを作る

特定のひらがなのみからなる単語を大量に用意することについて考えていく。 動機 初学者のタイピングの指導の方法として、まず「a, i, u, e, o」を覚えさせてから、あとは適当に日本語を打たせるという方法がある。しかし、記憶力の低い生徒にこの方法を取ら…

それなりの入力速度がないと作文にPCという選択は消されやすい

PCを作文に使うことを前提にしたとき、どの程度の入力技能が身についていればストレスなく使うことができるのだろうか? 情報の人間のはしくれとしては、生徒の「手書きを好むからPCが合わないからいかなる場合も使わない」という言は「自分のキーボード入力…

表(tablar)のセルにtcolorboxを使って問題と解答を切り替える

TeXで分割表の中の数値を埋めさせる問題の解答欄を作ることを考える。 外側の表自体はtabularで作るとして、その中の要素に問題と解答の切り替えの可能な箱を埋め込む。以下の画像のようなイメージ。 今まで、この手の表中の数値はemathのhako.styの\maskHak…

作文で生徒がキーボードを「選べる」だけ恵まれている

最近、一部で見かけた議論に、作文は手書きで行うべきかPCで行うべきかというのがある。 穏当な結論は「手書きとキーボードのどちらが良いかは書き手に使い分けさせれば良い」になる。このような結論を出される方は平和な生徒しか見ていないのだなと思ってし…

sedでファイル内のvisibleとinvisibleを切り替え

TeXのtcolorboxで解答を埋め込むプリントを作ったとき、ファイルの数が多くなると手作業でまとめて解答ファイルを作るのは手間。1個1個エディタで開いてinvisibleをvisibleに書き換えるのは人間的な作業ではない。 それが嫌で、解答ファイルをコンパイルする…

tcolorboxでテストの解答を埋め込んだファイルを作る

高校の数学のプリントやテストでは、問題用紙と解答用紙が一体になっているものが多い。このタイプのプリントやテストの解答は、問題用紙と同じレイアウトに解答を埋め込んだ形で作りたい。 このとき、問題ファイルと解答のファイルが別々になっていると不便…

Blog開設

TeXのメモ書き用などを中心に書く予定。