勉強して受ける応用情報の午後選択(2) 分野をどうするか(オーソドックス理系風)
結局,高度3つで出る分野を勉強していくというオーソドックスな結論しか導けなかった・・・・
オーソドックス理系風の科目選択のみここでは論じる。重症文系編(国語も嫌・数学もやってられるか・ただしまあ努力だけはして良い)は,そもそも午前対策と関連させながら書いていかないとならないので,そこは別に起こすことにした。
前回触れたように,セキュリティを勝負とすると,残りは
- 勝負 : 2題
- 押さえ : 2題
になる。これをどうするかである。
以下,わりと普通の人・勉強する人を前提とした議論。だいたい,別にその場で組み込みを解けるレベルの人は,こんな面倒な問題を真剣に考える必要はない。
ネットワークの扱い
正直やっかいである。20点取れるかといわれれば微妙。範囲が広いので安定させるという目的だけでも勉強時間が膨大に必要である。
確かに20点は取れない。しかし,10点の安定度では捨てがたい。必須解答のセキュリティとも密接に関連する。対策ツールもある(高度系)。よって,ここではネットワークは勝負をすると考える。
これを外すとマネジメント3題という恐怖のコースがたいていの場合は待っている。そんなものは怖すぎる。
残りの分野の考察を考えたとき,ここは勝負にせざるを得ない。
データベースの扱い
これば守備か勝負のどちらかはには持ってこないと仕方がない。残りとの関係でどうしてもそうなる。これについては別にエントリを起こす。
アルゴリズム
これは,使える人は10点で止めておく守備科目として使う。別にエントリを起こすが,守備科目と考えたら,それなりに取れるケースのある人も出てくる。
データベースと両方得意な人は,ネットワークをやらずにデータベース・アルゴリズムを勝負にしたくなるかもしれない。ただ,0-100を勝負に2つ使うのは危険なので,1つは守備として考える。アルゴリズムは守備と考えておいて,くじを引いたらおまけ,という計画が良い。
残り
問題はここからである。システムアーキテクチャははまれば16点ぐらい取れるが,問題の幅が広いとか計算間違ったら壊滅とかそういのがあって,得意でも,最初から計算してやっていく勝負には使いにくい。
かといって,勝負をマネジメント(こういった場合,面倒なので経営戦略も含む)に持ってくるのは危険である。
- 対策ツールがない・出題がばらつく
- 科目の特定上,平均はとりやすいが突き抜けることはない
といった性質があるからである。
これらを楽勝だと言ってる人,毎回それはコンスタントに万人ができる再現性の高いことですか?
オーソドックスな場合
結局,オーソドックスな選択は
- 勝負 : セキュリティ・ネットワーク・データベース
- 守備 : プログラミング・システムアーキテクチャ・くじ引き
とならざるを得ない。多少の理系能力がある場合は,このスタンダードな構成が一番安全ということになってしまう。
ここで,プログラミング・システムアーキテクチャを守備として持ってくる発想が,あまり多くの人が言ってなかったところだと思う。
なお,守備に回した2題もそこそこは勉強していく前提である。勉強したうえで,まあ失点許容,といったスタンスである。
これに対して,失点覚悟の分野を最初から作るって意味なくない?という意見もあると思う。次回,これについて議論する。