高校でその学部に行く学生を作れないと滅びる学部って何ですか?

某所で見たつぶやきで、この方向で国語のカリキュラムが進んで行くと、文学部に行く学生はいなくなる。そんなので良いのか?とつぶやいてた。さすがに怒り狂った。

それに関連した暴論。燃える中身ですが、影響力のないブログなので燃えないでしょう。。。。

必修にこだわりすぎ

国語の人間は、小説や古典を必修でやらせているという既得権を当然のものとして議論を始めているところが、どうかと思うところである。

文学部に行く人を作るために古典や小説を高校でそこそこ深く教えたければ、それを必修で扱う必要もない。選択で開講して、好きなだけ深く突っ込めば良いだけである。だいたい、今も、一部の大学は文学部だけ別の国語の問題作ってるでしょ?それをもっとやれば良いだけ。

だいたい、学校の授業で文学に興味を持って、文学部に行きたいって思った人はどれぐらいいる?古典は強制で触れないと厳しいかもしれないけど。高校で必修でなくなるぐらいで滅びる程度の魅力しかない文学部なら、一回文学部など滅びてみろとも言いたくなる。

(注 : 私は文学部の授業に出入りしていたこともある。よって、文学部の存在自体には肯定的な立場。ただ、特権階級をふりかざして高校で全員必修という影響力を行使しようとしたいることに切れているだけである。)

経済学部はもっと冷遇されてます

国語の授業で文学をやらないで文学部がつぶれるなら、経済学部はとっくに潰れている。現代社会や政治経済でまともに経済学など教えられていないし。まともに教えられる人もあまりいないし。あれで経済に興味を持って経済学部に行く人などいるのか?

さらに、入試も極悪である。経済学部に行きたい人をつぶす入試である。だいたいのまともな大学では、古典ができないと経済学部に行けない。現代文ですら、経済学の教科書を読む感覚とは明らかにかけ離れた、もはや古典ともいえる人文の趣味の評論とか変な社会科学系の人の評論が読めないとならない。

だからって経済学部の人が、「高校教育がおかしい、このままでは日本が滅びる。」と主張したことありますか?したらしても叩かれるでしょう。人文系なら同じ発言を堂々として良いとできる理由がわからない。