午前1対策の分野別の対策の濃淡(支援士の場合を中心に)

午前1は得意・苦手や午前2とつながるかなどで,全分野フラットにやるというのが得とは限らない。

午前1だけの合理性で言えば,

  1. 圧縮率(全体では80問を30問に圧縮している・それと分野別圧縮率の比較)
  2. 限界的に考えて点数が取れるところの見極め
  3. 相乗効果
  4. 勉強時間に対する点数の取りやすさ

あたりを適当に考えながら,どの分野から手をつけるかを考えるところだと思う。

「限界的に」どうなるかは意識しておきたい

  • 不意打ち(「対策不能」な新作問題)
  • そもそも素養が決定的に聞いてくるところ(基礎理論とか人によってけっこう)
  • そもそもノー勉でもある程度とれるとこ

あたりを排除して,勉強が報われやすいところで行く。フラットに全部やるのはしんどいので。

分野ごとの問題数

専門家の書いた分野ごとの正しい分析は松原先生の本が素晴らしい。本の内容は高度で手がでなくても,分析ページのために手元に置いておく価値がある本。ここでは,それとは別の視点で,俯瞰的な視点から見ていく。

なお,無保証です。読者が各自で分析をされるときの参考として,枠組みを一つを示したということで。

まず,自分の分析を簡単な表にまとめたものが以下である。

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問題数は,iTECの午前本有の分析の平成31年度春季の値を使った。

今回取った戦略

以上を踏まえて出した結論は以下の感じ。まずは結論の表。

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支援士のAM2の問題数を入れて,APの問題数を抜いて,少し分野の順番を入れ替えてる。

以下,この表にいたる過程や根拠をだらだらと文章で書く。情報として読む人はここまで読めば十分。以下は洗練させてから公開したかったが,行き詰まったのでいったんこれで公開する。

優先順位付け

  • 超最優先(ネットワーク・セキュリティ)
  • 最優先(開発技術・PM・SM・監査・システム戦略)
  • 普通(経営戦略・企業と法務)
  • 定性問題を中心に嫌々対策(コンピュータシステムの4分野)
  • 運を天に任せる(残りの分野)

支援士の場合,超最優先としたネットワーク・セキュリティは午前2の重点分野で(合わせて20題)。また,最優先としたとこは,開発技術(2題)・PM(1題)・SM(1題)のも出題がある。残りの1題のDBは割が合わないので対策からは落とす。

得点計画

  • 超最優先+最優先(16→12・75%)
  • 普通(5→3・60%)
  • 嫌々対策(4→2・50%)
  • 運を天に任せる(5→1・20%)

超最優先+最優先で75%というと低く見えるが,問題数が少ないので仕方がない。手の出ない新作問題2問・手が滑って2問というのは現実的な想定。

最優先・優先分野

効率を考える上での基本値

まず,何題抜くかの効率についての基本線として3/8 = 37.5% (3/9=1/3より少し大きい)の数値は頭に入れておく。

  • ちょっと効率が良い : 5→2 (40%)
  • 普通の効率 : 3→1 (33.3%)
  • 効率悪い : 4→1 (25%)

も頭に入れておくと分析しやすい。

この効率の意味は,結局,午前1の対策は応用情報の午前の問題を全部回すことになる。だったら,応用情報から捨てられない問題の割合が高い分野の方が過去問演習の効率が良いだろうという考えである。

最優先分野

  • ネットワーク 5→2 (40%)
  • セキュリティ 10(11)→4 (40%)

(数値は出題数。左が応用午前・右が午前1。セキュリティはR1で応用情報側の出題数1題増加した。)

まずセキュリティは問題数も多いので,ここは最優先。努力も報われやすい。セキュリティとネットワークはセットでやった方が対策が良いのでネットワークも同時に。

セキュリティ(支援士)を受ける場合はそもそもここは落とせない。

優先分野

この優先のところのほとんどはフィーリングでもなんとか解けるけど,ちゃんとやっておくと安心して点になりやすい,といった感じの分野。

開発技術

  • システム開発技術 3→1(支援士は午前2で1題)
  • ソフトウェア開発技術 2→1(支援士は午前2で1題)

(数値は出題数。左が応用午前・右が午前1)

ここは合計で5→2(40%)という捉え方で考える。

支援士を受ける場合,ここは午前2でも1題ずつ出る。合計で2題になる。これはけっこう大きい。

あとは,ここの続きでシステム戦略の部分とも相乗効果がある。手をつける価値がある。

PM・SM・システム監査

  • PM 3→2
  • SM 3→2(支援士は午前2で1題)
  • 監査 4→1(支援士は午前2で1題)

(数値は出題数。左が応用午前・右が午前1)

ここは,合計で10→5 (50%)という捉え方で考える。SM1題・監査が2題ということもあるし,ただその監査もバックアップについての留意点とかSMとの境界問題だよな,というのもある。この3つでマネジメント分野で,そこの割合をある程度一定にしてくる,と考えて良いと思う。

支援士を受ける場合は,SMと監査で1題ずつなので,手をつけたい分野でもある。

この3つの分野も勉強がある程度は報われる感じがする。絶対に取れと言われたら,対応する高度のAM2を流すという手段もある。力は入れやすい。

システム戦略

  • システム戦略 : 3→2
  • システム企画 : 2→1

(数値は出題数。左が応用午前・右が午前1)

2つ合わせて5→2 (40%)なのでまあ割が合う。

ここは3題あったら,1題ぐらいは新作っぽい時事問題は入りうるところである。しかし,3題あればさすがに1題は定番が,ノーマルケースでは2題は定番が期待できる。

この行為が何プロセスでやることか?はフィーリングでいけそうで,常識でやると落とす部分もある。しかし,しっかり演習しておけばだいたいはわかるようになる。その意味で効果が高い。

また,ここはシステム開発のとこの上流部分の話なので,システム企画と開発のセットで一連の流れで完結している。なので,システム開発とほぼ同じようなことを問われるとか,ダミー選択肢にシステム開発側のプロセスのダミー選択肢混ぜて問題作るとかがある。

よって,開発技術とここはセットで押さえるべき。

優先・最優先の得点目標の導出

ここまでみてきた分野の出題数は

  • セキュリティ + NW : 6
  • 開発 : 2
  • PM+SM+監査 : 5
  • システム戦略 : 3

となる。これで合計が16題である。

また,支援士の午前2の場合はデータベースの1題以外は全部抑えてることになることにも注意しておく。

さて,目標としては

  • 4題落とす(12/16・75%) → 残り 6/14 (42.8%)
  • 5題落とす(11/16・68.75%)→ 残り 7/14(50%)
  • 6題落とす(10/16・62.5%)→ 残り 8/14 (57.1%)

あたりが候補。できれば,4題落とし(12/16)ぐらいで設定したい。10問実力で正解して2問カンで正解するイメージ。悪くて5題落としにしておきたい。そうしないと後が厳しい。

常識と軽い演習で

  • 経営戦略 : 7→3 (43%)
  • 企業と法務 : 7→2 (29%)

新作が入る可能性が高い(経営戦略で時事的な用語が出るなど),2題は定番問題が入るイメージ。

経営戦略のアルファベット略語やカタカナ語を丁寧に拾う作業をするか迷うが,残りがここより取りにくいのであきらめて暗記する。会計もやっておきたい。ただし,新作までは対策しない(実際は対策するが取れることは計算しない)。それで3/5(60%)を目指す。

嫌々定性問題のみ対策

コンピュータシステム

  • コンピュータ構成要素 4→1
  • システム構成要素 4→1
  • ソフトウェア 4→1
  • ハードウェア 4→1 (数値は出題数。左が応用午前・右が午前1)
ノルマは2題

ここは全て4→1(25%)なので,最初は完全に捨てるつもりだった。支援士だと午前2でも使わない。よって,割に合わない。しかし,計算をするとここで2題はどうしても必要。となると勉強するしか選択肢がない。

2題必要を導いた根拠は,コンピュータシステムの直前までで,(12+3)/(16+5) = 15/21なので,残り9題で3題取る必要がある。

コンピュータシステム以外の残りは基礎理論・プログラミング・ヒューマンインターフェース・データベースで合わせて5題。マルチメディアとヒューマンインターフェースは出題0もありうる前提。

この残りの分野は,こも全く計算にならない。基礎理論・プログラミング・データベースは手が滑って落ちるときには落ちる。よって,残りの5題からはカンで1題取るという計算になる。そうなるとここで2題が必要になるのである。

教材と手をつける範囲は限定

結局,このパートは勉強教材・勉強時間を限定して勉強時間を抑えるかわりに目標ラインを下げるという考え方を取った。

対策は手持ちの教科書の問題とiTECの午前問題集の問題のみに限定をする。手をつける内容については以下のような感じ

  • ソフトウェアは網羅する(割は合わないが)
  • コンピュータ構成要素は定性問題と簡単な四則演算で肩がつく問題は網羅する
  • システム構成要素は簡単な稼働率計算と定性問題は網羅する
  • ハードウェアは定性問題のみ手をつける

教材を限定する理由は抽出率にある。ここは,応用から25%抽出だから,全部押さえていくコストが大きすぎる。もっと範囲を絞りたかったが,いろいろ分析して危険とわかったので,分野を広く取る代わりに重要問題のみに絞るという戦術にした。ハードウェアだけはどうしても軽く見てなんとかなる問題だけ軽く見た。

手をつける内容を限定する理由は,勉強時間と結果が対策しない問題がそれなりにあるからである。特に計算問題。例えば,コンピュータ構成要素・ハードウェアは重い計算問題や論理回路問題があるが,そういうのは事前対策をしていなくても解けるときには解けるし,解けないときにはとけない。よってその対策時間(と問題を解くことによる精神の消耗)を他に回す方が合理的。

運を天に任せる

ここまでくれば,後の残りの5題でどうやって1題を取るかを考えるだけである。純粋運でもまあ悪くない。

基礎理論

  • 基礎理論 : 4→2
  • アルゴリズム 3→1 (数値は出題数。左が応用午前・右が午前1)

ここは,基礎理論3題ということもある。アルゴリズムも場合の数の計算で,実質基礎理論(数学っぽいの)4題という回もあった。

だからやっていきましょう,とならないのがここの手ごわいところ。

まず,数学・データサイエンス強化の旗印のもと,不意打ち問題がくる可能性を考えておきたい。現に,基本情報はいきなり極限の計算が出題されたという事件が起こったりしている。

また,苦手な人からするとここは暗記もつらいし数値替えされただけで終わりとなりかねない。数学・計算は勘違い・ミスでというリスクもある。

自分の場合は,手をつけていても手をつけていなくてもその場で解ける問題は解けるので,その意味でも対策の効果が薄い。

手をつける問題の選定はプロに任せる

今回の基礎理論は,努力で運が良いときには1題取れば良いという対策である。こういうときは,何かの基準でセレクトされた問題集をふわっと理解できるとこだけやっていく作戦が良い。これなら負担も少ないし,運が良いケースでそこそこ取れる(R2はこれがはまった)。

こういうふわっと対策をするときは,ドットコムでえいっと対策をかけるのは割が悪い。何らかの基準でちゃんとセレクトされた基本問題の塊だけにかける。私のお勧めはiTEC午前 + 瀬戸本 or 翔泳社本。短時間で理解できるとこだけふわっとやっていく。

技術要素(ネットワーク・セキュリティ以外)

  • ヒューマンインターフェース・マルチメディア : 1+1→ 0 or 1
  • データベース 5→1

ヒューマンインターフェース・マルチメディアはどっちか1題が定番だったが,0になった回もあった。

データベースは1題。データベースはこの範囲に対して1題ですか?って感じ。また,定番でない問題がピックアップされる保証はない。

さらに,データベースは少しの読みミスで線を引く方向・関数従属・SQLを勘違いするという怖さがある。5題あれば全部そういうことはしないよね,で良いが,1題出題だとうっかりがおこったら0である。怖い。

加えて,NoSQLがらみの新作のリスクもある。となると,ここも0勘定をするのが現実的。

実際はiTECの午前問題集でさらっと全範囲軽く回す対策をしたが,ここはわかってない人が1題のためにゼロからやるには割が合わないという感想しかない。(私はDB合格済で内容の概略はわかっていた状態で回したので負担感は少なかった。勘違いと忘却の修正のみなので。ただ,普通はそうはいかない。)

問題数が少ない午前1は致命傷を避けるのにコストがかかりすぎる

普通は,ここまで慎重にやらなくても良いと思う。ただ,やはり問題数が少ないのは怖いのである。

応用情報のように,苦手な分野についてそれぞれ4題出題されるとしたとき,4題全部解きにくいのはないだろうという安心感がある。難しくない部分のみの対策をしておけば,確率25%で1/4・確率50%で2/4で見積もれて,平均的に4割は取れて合格ラインに対するダメージは2割というイメージができる。

しかし,午前1では0か1のどちらかになる。対策が不十分な場合,何かの拍子で全部0が続くということはありえる。これは怖すぎる。

そういう観点で色々なシナリオを考えると,1回で受かろうとしたらノー勉の部分をある程度残すというリスクを負うことは許容できないという結論に達する。私はこの結論に従って,午前2以降を今回は私は放棄した。このレベルで対策をすると,午前2以降には手が出ない。

問題数リスクは本当に怖い。午前1の苦手な分野が多い人は,素直に応用を取って午前1免除を取るほうが良いケースもありえると思ってる。それぐらい問題数が少ないというリスクは怖い。

R1の出題でどうだったか?

ここまでの骨格はほぼ試験前に書いてた(後付けで書きたくなかったので)。実際の試験では27/30(自己採点)だったし,定番問題落としたから対策の効果と点数に関係があったかと言われると微妙だが。とりあえず問題分析をして戦略がどうだったかを振り返ってみる。

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重点分野(目標12/16)

表に書いた通り,

  • NW 1/2
  • 開発技術 1/2
  • マネジメント(PM・SM・監査) 3/5(ただし計算落としたら2/5)
  • システム企画・戦略 2/3

が確実に取れると言い切れるところ。ここまでで5問が落ちる。

セキュリティを1問も落とさなかったとして,このパートの目標より1問落とした計算になる。少し厳しい。セキュリティも過去問そのままか?と言われるとどうとは言い切れないが基本は基本。

NWの計算以外の過去問対応できない4題は,

  • スクラムは知識
  • 逓減は微妙に知識
  • 問25(ふわっとクラウド)はSaaSがイメージできるレベルで国語なので実質的に知識はなくても。
  • 監査は,ウ・エを過去問の知識で除外して,アジャイルは従来とドキュメントに対する考え方が違うので,整ったドキュメントだけを監査対象にしたら監査の実効性がない,と知識に基づく推論ができるかなので,知識と言えば知識。

いずれも知識といってもレベルは知れてて,生活でふわっと触れてるかで大丈夫なのだが,計画段階でこれを点数の勘定に入れるのは怖い問題。

常識と軽い演習(目標3/5)

表に書いた通り確実に取れるのが,バリューチェーン・問29の営業利益の2題。あとはカンで1問合わせるしかないところ。(用語新作2題・プロバイダ責任制限法の常識っぽい読み物の1題のうちのどれかを1題取る)

定性問題を中心に嫌々対策(目標2/4)

ハードウェアが2題出題なのが特筆。論理回路でなく定性問題。ただし,実質この計算問題は取れない問題なので1題出題とみても同じようなもの。

サーバコンソリデーションもまあ無理。

過去問で取れる3題は(自分には)見てないと取れないが,ちゃんと覚えきってれば取れる問題。2/4のノルマ(実際は5)はクリアできる。

無対策(目標1/5)
  • 基礎理論は2題は過去問を覚えていれば取れる問題。数学苦手でも。
  • プログラミング言語が午前1で久々の出題だけど,これは常識ですよね・・・松原本にはここはほとんどないと書いてあったが,別にそれを信じても対応できるレベル。
  • データベースは取れるといえば取れるけど,ここは理解できない人には難しいのでなんとも。

問2(ハフマン符号)は定番だけどiTECではそのままでは(掲載されているのでは少し難しめの問題)なかったかも。

1問取るだけなら難しくない。再出題の2題は,問題集では見るが出題間隔は空いてるので対策薄いと取れるとは言い切れない。(数値の違う類題までは調べてない。あくまでドットコムの同じ問題の出題歴で確認)。

過去問だけで行くと意外とぎりぎり

(自分の分類が間違ってないとして)過去問の周辺だけで行くと19問でかなりぎりぎり。過去問以外から万人が取れると言い切れるのは,Pythonクラウドのふわっとした文章問題ぐらい。

人によっては常識で取れるけどそうでない人は厳しい問題があと3題ぐらい(開発技術のとことマネジメントのとこ)。どれか1題は常識がはまると取れるが(例えば開発の人はアジャイルは雰囲気でいけるし,マネジメント層の人は逓減を雰囲気でいける。),どれもだめという運の悪い人は大変。

新作問題でも過去問との距離が小さければまだ良いが,過去問との距離が大きい純粋新作問題がそれなりにある気がする。

なんだかんだいって捨てれる部分が少ないし,怖いとしか言いようがない・・・・

全体の感想

見ると重点的に対策を基礎理論・コンピュータシステムが,過去問演習が報われる感じだった。完全に捨てていたら危なかった。ドットコムで網羅でなく教科書と問題集だけで取れたのがありがたい。毎回こうとは限らないので,取れる計算にはできないが。

セキュリティを取り切れる前提なら,この考え方でそれなりに大丈夫そう,が分析しての実感。

セキュリティを取り切るというのは,単発の理解とか問題集の限られた問題数だと少し厳しいかも。理解してたり常識の雰囲気がわかっていれば良い感じて確信を持って選べるものの,個々の単発事実の暗記ベースで取れるかと言われるとどうだったっけ?となる。

計算問題は(得意なものの)全部落とす前提にしておいて正解だった。50分(プラス朝苦手による睡眠不足)だと,検算や1から解法を考えるのは難しい。実際,普通に取れる計算問題を2題落とした(というか落としたのはハードウェア・NW・SMの計算問題の3題のみ。ハードウェアの1題はどうやっても無理だった。)。

あとは,ふわっとした知識と常識力の境界にあるような知識で点数がかなり変わる。常識力に自信がない人は鉄壁に対策をしたとしても相当重圧がかかる試験,という印象。

お勉強で午前1を取り切るって意外と面倒という感想しかない。

追記

なんかいろいろ文章が推敲できてないことに気付いたのはそのうち直す

1. NWの計算問題

ネットワークの計算問題は,1GBの回線の片道のデータの流れる時間をxすると100MBの回線のデータの流れる片道の時間が10xになって,処理時間をAとおくと

 2x+A=100, 20x+A=820

をxについて解くだけで解ける。自分は試験中は

  • データ量か時間をx・処理時間をAとかする
  • あとは良い感じで連立方程式

まではまあわかったが,立式して検算をしてる余裕がない。1分で解けと言われたら無理。この問題は,過去問流してて外野の目で見ると簡単なのだが,与えられた条件でやるとやってられないタイプの問題。

自分の場合,速度10倍だから往復の時間が1/10という事実すら,手を動かして確認するとこから始めると思う。数値例を作って確認したり,データ量をxとおいても同値になるっけ?の確認かとかを色々確認する。

選択肢を全部試すという手段もあるのもわかる。

しかし,これは2分で解けという問題。10分~15分くれたら初見でも何の問題もない。よって,応用の午前だったら正解できてるが,午前1だと厳しいという話。

また,問題文が微妙に長いので,その意味でも時間的に不利。