OSS-DB SIlverを片付けるためにやったこと

OSS-DBのSilverを片付けてきた。

いちおう,どういう勉強をしたかを簡単にまとめておくことにする。

ここで書く内容のエッセンス

ひねった問題が多いので以下のように割り切って対策をしたということである。

  • 対策は全体→部分を徹底。最初から細かくやると,物量に対して心が折れるしインプットの効率も悪い。
  • 基本知識は「完璧に」する。微妙な選択肢は無限に作れるので,完璧にしておかないと迷ってふらふらと変な選択肢を選ぶことになる。
  • 既存の教材の演習問題は「確認のための問題演習」には向いているものの,「初学者のインプットのための問題演習」には向いていないものが多いので,インプットには使わない。
  • 「完璧」にして試験を受けにいくのはコスパが悪すぎ。どこかで一回割り切って試験を受けに行く。

この結論へ向かう過程と,自分はこれをどういう具体論で実践したかということを以下は細かく書いたものである。(ので長いの嫌な人はここで読むのを止めても良い)。

前提条件(自分の既にある経験)

自分は午後でSQLDBMSを回避してのDBスペシャリスト(すなわち傾向変化前)は持っている。すなわち,データベース一般の基本知識・SQLのうち簡単なSELECTがらみの部分の勉強はスキップできるという前提である。

スキップした部分については,以下とは違う勉強法が最適な場合があると思っている(特に正規化とSQL)。

また,暗記が嫌いという個人の特質があることも強調しておく。苦痛耐性高い人とか暗記好きな人はもっと楽ができるはず。

勉強法を確立するまで

試験範囲があいまい

例えば,コマンドはどのコマンドまで問われるのか,オプションはどの粒度で問われるのか?シラバスからはまったく読み取れない部分がかなりある。そして,そのせいか複数教材間で扱う粒度が割れている。

体験記は全くあてにならない

体験記を検索すると,楽勝というものがぞろぞろ出てくる。

体験記を読んだ感じだと,Ping-tの問題を叩き込んでいけば,まあぼちぼち3日でなんとかなるだろうという読み。ところがこれが大外れ。「こなしきれれば」世間に書いてることは正しいのだが,自分のスペックではこなしきれないのである。量が多く,選択肢は細かいので読んで疲れてくる。

努力とか時間を積めばいいんだろうけど,DB持ちがこの資格をとれることによるうれしさはほぼゼロである。なので,やる気がまったくでてこないし,ゆえに頭に全く入らない。

ということで,以下の解決策をひねり出す。

こんな感じで勉強した

インプット作業

範囲を適度に分割して以下を繰り返していく。

  1. ざっと緑本を読んで概略を理解する
  2. 緑本の目次を頭に叩き込む(白紙の紙から再現する訓練を繰り返す。)
  3. 緑本の章末を解いて問われることの粒度を把握する
  4. 緑本の説明を箇条書きの羅列でほぼ完全に再現する(白紙の紙から再現する訓練を繰り返す。)
  5. 4が程良くできるようになってきたころに,再現内容とシラバスをつきあわせる。シラバスのトピックや重要単語を読んで教科書の説明を思い出す。(私は,重要度も暗記した。どのトピックをどこまで踏み込んでやるかを脳内で考えやすくたるため。)

さらに,合間に以下をする。

  • 一部について,演習を増強して確認しておきたいな,と思ったら部分的に黒本やping-tを使って軽く演習。
  • 完璧に仕上げたいとか細かく調べたいと思った部分は公式ドキュメントを読む

なお,目次再現は,紙から章のタイトルを複数章分まとめて再現する訓練(範囲の全体像の把握)と1章単位での再現(内容の再現)の2通りをこなしている。

最後の確認

試験前日から当日にかけてping-tのSQL以外の部分のいくつかのセクションを流した。基本知識が入った状態だと,ping-tは解説読み込みも含めて相当に高速で流せた。ただ,この時点でも正答率は微妙だったが。

Ping-tで最終確認したことが試験でもいくつか使えたので助かった。自分にとって,ping-tは初期学習用としては微妙だったが,仕上げの確認用としては相当にいい感じだったということである。

また,試験前日には緑本と黒本の模試を解いた。正答率は,5割程度という状態だった。間違えたとこは,ふわっと解説読んだだけで解き直しはしていない。そんな微妙な状態に本番につっこんだわけだが。。。。

対策の基本方針

  1. さっさと全体をつかむ。最終的に細かいとこを仕上げないといけないとしても,最初からそれをやるのは非効率。
  2. 捨てる範囲を作らない。
  3. 基本は完璧に
  4. 完璧にするのはコスパが悪すぎる。ある程度仕上がったら模試だと思って受けに行く。

1. さっさと全体をつかむ

まず,ping-tとか緑本の章末の解説を読んでると,

  • 覚えることが無限にありそうで萎える
  • 解説読むのに時間がかかりすぎる

といった感じで心が折れる。問題に細かい違いを問う問題や複数選択の問題が多いからである。

だったら,もう少し軽い確認問題で基礎知識を叩き込めないか?が次に考えることである。緑の章末問題は(試験難易度からすると)軽いが,初学のときはこれでも折れる。

そこで書店で黒本を見てみると,黒本はわりかし一問がさくっと解けるように作られているようにみえる。しかし,実際に使ってみると問題のチョイスに相当に癖を感じる。

既存の問題がないなら,自分で何か方法を考えるしかない。緑本の章末やPing-tの難易度も踏まえると,緑の本文は(ごく少数の一部のセクションを除いて)ほぼ全部重要事項で完全暗記がマストという判断はある。そして,そのレベルに到達させるには読み込みの繰り返しや一問一答形式は適切な訓練ではない。結局は,白紙再現以外の訓練以外ないという判断になる(注 : あくまで自分の暗記力の場合です)。

白紙再現のときも,細かい部分の再現をいきなりやるとしんどい。よって,まず目次を再現できるようにしてから徐々に粒度を細かくしていくという勉強法を取るという結論になる。

2.捨てる範囲を作らない。

「・・の分野は簡単」「内容の分量と難易度とテキストの重要度から判断すると・・の部分は楽そうだから重点的にやっていく」などとしたくなる。「・・の分野は簡単」と書かれた体験記もある。しかし,この戦略は危険である。緑・黒・Ping-tの問題を見ていると,どの部分もシンプルな問題もひねった問題も多数考えられる,という感想しかないからである。

仮にひねられる問題が一定で,それが事前にわかっていれば,そこを避けることもできる。しかし,CBTなので,ひねる分野もランダムに選ばれている可能性が高い。すなわち,どこの分野からシンプルな問題が出題されて,どこの分野がひねった問題かは予測不可能ということである。ゆえに,完璧で仕上げた分野ですから1点も取れないということは普通にありえる。

ただ,敵は鬼や悪魔ではないとも仮定したい。全問ひねるということはさすがにない。

以上をふまえると,全分野のうちどこからくるかわからない簡単な問題で65%をかき集めるというという作戦しかない。そのためには捨てる範囲は作れない。

なお,合格基準が65%より上にあったら(いちおう公式には非公開)あきらめるか,勉強の精度をあげてもう一回やるしかないと割り切った。自分には,この試験で短期間で7割は無理。

3. 基本は完璧に

勉強していると,正答の選択肢は基本だが,誤答の消去は基本ではできないというパターンがそれなりにある。逆に,正答の選択肢はマニアックだが誤答の消去は基本というのもある。すなわち,1問の中に違う難易度の選択肢が混在しているものの,問題の答えを出すだけなら基本知識という問題があるということである。

こういう問題は,基本部分があいまいだとふらっと誤答を選んでしまうことがある。よって,基本は完璧にしておかなければならない。

しかし,問題ベースの教材で基本を完璧にしようとすると,対策に時間がかかりすぎる。たとえば,選択問題があったとき,

  • 選択肢のうち3つが基本(その解説は問題そのものにはなっていない周辺分野の基本事項も含む)
  • 選択肢の2つがひねってある(対応する解説も重箱)

という場合,そこから基本のみを抽出して学習するのはコスパが悪い。基本の識別が初学者には無理だし疲れる。問題を解くために,基本でない選択肢を読むだけても疲れる。

こう考えると,問題を中心としたインプットは効率が悪いという結論に行き着く。

4. ある程度の仕上がりで本番を1回受けに行く

緑・黒・Ping-tで,扱う粒度が微妙に割れているとこがある。結局,どれが正しいのかは本番を受けてみるまでわからない。この状態で何かの教材を選択して完璧にする,という対策を取るのはコスパが悪い。ゆえに,一度,情報収集・兼模試だと思ってある程度の仕上がりで本番を受けに行くのが良いと思う。

ただ,知識白紙状態では試験会場での情報収集は難しい。知識としては固まったがひねった問題は対処しきれないな,と感じた時点で受けると良いと思う。要は,ひねった問題対策に追加的なコストをかける前に,どういう方向でどういうコストをかけるれば良いか?ということを決定するための情報を収集しようということである。

自分は,あまりに仕上がりきらないので,こういうつもりで試験を受けに行ったらまあ受かったから良かったけど。

最後に

この試験,Lv2の試験で受かったからといって高く評価されるものでもない。そのため,後から使わないし何の役にも立たない無駄知識を詰め込むのに時間をかけたくない。これをどう回避していくかがポイントである。

なお,ここには書かなかったけど,本当の白紙からやる場合はもうワンクッション挟んだ対策が必要になると思う。(いくつか思いつく候補はあるが確信はない)

とにかく,この試験の教材は本当の意味での初学の人にやさしくできていない。なので,「全体→部分」を徹底しないとすぐに心が折れる

実機を触るべきか?

実機を推奨していた人もいたし,公式も実機での勉強を推奨している感がある。しかし,これは試験対策としては費用対効果が合わないと思っている。

書物から実態がイメージできない人には実機の実習はそれなりに意味があるのだと思う。例えば,Linuxでコマンドを全く使ったことがないレベルの人とか,ファイルとかディレクトリがイメージできないとか,コマンドラインをイメージできない人などは実機を触ったほうが良いとは思わないでもない。

自分は実機は触ってないといいつつ,Accessは軽く触ったことはあるし,基本・応用の午後やDBの午後の事例解析問題は何問かは解いているので(少なくとも基本5回・応用5回・DB3回分ぐらいは解いている。)データベースやテーブルそのものをイメージできないということもない。そういう意味では全くのペーパーではないため,本当に実機無用とは確信を持って言い切れない。

ただ実機を触るとしても,実機触れば大丈夫だけはないと思う。この試験で問われる細かいことが,実機を軽く触っただけで覚えれらるはないのではないかと思う。

pingなんたらが頭に入らなくて苦労する

OSSdbのSilver対策がまだ終わらない。

テキストの演習問題とかpingなんたらを適当に反復して叩き込めば,まあ大丈夫だろうと思ってた。だいたいの体験記はそう書いてるし。

ところが,とにかく問題やるだけで頭に入ってこない。解説読んでても解説を読む忍耐力すら失われてる。同じ問題やり直して正しいを導くことすら,ものすごく遠く感じる。

仕方がないので,時間がかかる勉強法に切り替えてやってるんだけどどうなることやら。ただ,負荷かかる方法なので1日に実3時間集中できれば良い方というのが痛い。年は取りたくない。

とりあえず,単純暗記がだめな人は,反復したらなんとかなったというのを信じるのはだめだということはよくわかった。

具体的にどうごまかしたかというのは合格して書こうとは思ってるので略。

初学者ってあっさりした記述で正規形がわかるのか・・・

ここのとこ,OSS-DB Silverのテキストを読んでる。

理論だけで合格が取れてた頃のDB持ちとしては,理論のとこで1点たりとも落としたくないので,念入りの再確認をしているとこである。

テキスト,一回わかってる人の立場から読むと理論の記述が過不足なくまとまっていて非常に良い。ただ,自分が初学者の頃だったらこれ死んでない?と思ったのでそれについて書いてみる。

なお,配点が薄いので初学者で読んで合わないと思った人はここは捨て気味でも良いと思う。そういうことを大前提として,以下書いてみる。

公式で範囲と言われていること

公式では理論の部分は「応用情報レベル・各正規系の用語と意味を理解していること」とされている。 (検索を避けるためにあえて原文引用していない)

IPAシラバスによると,第3正規化までを理解。用語例が「完全関数従属・部分関数従属・推移関数従属」である。基本もシラバスレベルでは同じことを言っている。

感覚的には応用情報レベルの理論といえばこれぐらいだと思う

午後で要求している理論の水準は,

  • 問題文読んでふわっと第三正規系にできる
  • ER図の線を正しく引ける

のように思える。(午後選択の場合・午前は知らない。)

(追記) 午前をチラ見したら関数従属並べられててキーの問題は見つけた。

テキスト色々とレベル超えてない?

もう一回試験の前提をまとめておくと。

  • SilverはITSSレベル2(基本情報レベル)
  • 公式は応用情報レベルの理解を要求と主張(レベル3の理解。そもそもLv3の試験に対してその設定もおかしいが。)

で,テキストには

  • テキストは最初から読んでいって初学者が理解できる。

とある。要は初学者向け試験であるということを再確認である。それを踏まえて,このテキストの理論部分,初学者に優しくなくない?を書く。テキストへの批判ではない。そういうテキストなので初学者は理論問題をばさっと捨てるか一冊目の理解に使わないようにしましょう,という趣旨で書いている。

候補キーと主キーの違いから話を始めるのは教育的?

まず,部分関数従属・推移関数従属と更新時異常の関係を例で頭にいれて,その上で候補キーで複数ある場合にはでないと正規系の話って落ちなくない?

候補キーと主キーの違いからやるのって,なんか先に森をみせずに木をみせてる感じ

そもそも,この理解,応用情報レベルで必要でしたっけ?DBの午後1の理論問題のときしか意識したことかないような。あと,初心者向けの設計テキストでは主キーと候補キーの違いをまるっと落としたものも見たことあるような(それもどうかと思うが)。

BCNF以降の正規系・最近はスペシャリストでもでてなくないですか?

DBスペシャリストでも第三正規系までで,そっから後はほとんど出てないと思うのですが。

空気読ませる第三正規系を作る問題

第三正規系に分解する練習も1問ある。概念の理解のためには重要である。しかし,これも初学者に優しくない。

  1. 候補キーは{受注番号,顧客コード}である,という情報で,受注番号という情報で全ては決まらない,すなわち顧客ごとに受注番号があると読み取らせる。
  2. 受注番号と顧客コードに従属するものを「空気で」読み取らせる

一問目としてはハードル高いような。もうやさしめの問題1問挟んでも良くないでしょうか・・・・

なお,自分がこの読み取りができるようになったの,APのPMの問題5セットとDBのPM1の問題を2~3セットぐらい解いてからである。それも試験問題で「問題文を注意深く読んで必要な情報を探し出す」問題を何問か解くことによってできるようになった記憶があり,いきなり空気読めやられたら萎えるような。

というか,この問題,脳みそゼロ状態で読んだら意味わからなかった。脳クリア状態で,選択肢追うのだるいので自分で分解するかで手を動かして,白紙で分解したらわかった。

関数従属性の矢印・第2正規系であって第3正規系でない

この手の問題,DBのPM1で定番だったが,ここ数年出ていない(ので楽しして資格取りたい組はみんな困ってたはず。自分はぎり逃げ切り。)はずである。ちゃんと調べていないが,DBのAM2では出てるかもしれないが,APのAMで関数従属の矢印の話って出てきたっけ?

著者側に立つとしても対処はあると思う

テキストの書き手の立場としては「わかってる人がまとめに使うテキスト」「範囲表の代わりみたいなものだから初学者理解関係ない」と言えば良いのはわかる。しかし,これはSilverのテキストである。いちおうITSSレベル2で基本情報レベルという資格設定の建前とはいえ,素の初心者が読む可能性もあるのである。テキストのはしがきにも初心者ほぼ大丈夫という書きまわしであり,最初から読んでいって積み重ねとも書いてる。

記述スタンスは変えられないとしても,読み方ぐらいは示唆できるのではないかと思う。例えば,データベース設計の章だけは後回しでも良い,ぐらい書いておいてもよくない?目次のそのチャプターとかセクションに星印つけて初学者は一回飛ばしても良いマークをつけておいても良い。だいたい,この章,初学者でも理解可能と思われてるDDL, DML, DCLの話ですら,分類されたSQLが何してるのかわかんないうちに分類表だけ見せられて単純暗記の世界になっているのですが。そして,これがわかってなくてもそこから先は全て理解できるわけたし。

あとは著者側というか出題側がどう考えてるかだからな。。。。問題見てないので何もわからないし,見てても規約上で何も言えないわけだが。

ベンダー試験の暗記がだるい・・・

わけあってベンダー試験をいくつか取ろうとしてる。

LinuCの101なんて,試験範囲だけ見たら,まあこの項目の中で触ったことがない項目はほぼない。よって意味不明ということはない。

問題はオプションの暗記。死ぬ。

まあ,インターネットでの調査ありで実現可能な低コストの試験なんて存在しえないから,仕方がないと割り切って覚えるんだけど。

若いころはこういうの意味ないと強く思ってた。年を取ると,実務未経験の場合は,こういう方法でしか証明するしかないのでしゃあないと割り切れるようになったことぐらい。

問題演習で暗記できなかったら,カード作って暗記するしかないのかな・・・受験生のときですらそんなことやったことはないが。

ヘルシオは鶏ももを焼く機械として優秀

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最近,鶏肉を半分に切って焼くだけのメニューが定番として確立しつつある。手順としてはこれだけ。

  1. フライパンにフライパン用網を敷き,そのうえに鶏モモ肉をのせる。

  2. ヘルシオのまかせて焼きで焼く(火が通りにくいので強め設定)

  3. 少し冷ましてからキッチンバサミで切る

野菜はどうしておくかというと,ホットクックで一気に蒸しておいてストックしておく。にんじんの場合が多い。

あとは,野菜と合わせてこの鶏肉を食べる。塩でも良いし醤油でも良い。

先に半分にカットする手順も有力

すぐに食べたい場合は,先に鶏肉を半分にカットしてから焼くと良い。これなら標準設定ぐらいでもすぐに焼ける。

鶏肉を後から切ると

  • 少し冷ましてから切らないといけないのですぐに食べられない(すぐに切ると肉汁が出るような気がする)
  • 中まで火が通りにくいので加熱時間がかかる(最低・まかせての強め設定)。それでもこれ大丈夫?と思うことがある。

なので,すぐには食べにくい。

とにかく楽すぎる

カップラーメンがお湯を入れるだけだから簡単とか,インスタントラーメンぐらいは簡単に作れるからというけど,これで肉焼くだけなら鍋のインスタントラーメンの手間をととんとんとは個人的には思ってる。

節約にはならない

問題は,このメニューは食費が減らないこと。まあ,鶏もも肉1枚を一食で食べるとなると(半分で済ますこともあるが),これだけで原価が300円ぐらい(100g98円のもの)。これに,デザートのブルーベリーヨーグルトをつけるいうシンプルなパターンでも,400円ぐらいかかるので・・・・

こういうメニューになるまで

最初は,普通に細かく切って鶏肉と野菜と合わせてフライパンでまかせて焼きをしていた。それはそれで良かったんだけど,最近はこういうメニューに変わった。理由いくつか。

  • 気力があるときに野菜をまとめて蒸せる。(食事前に包丁を使う気力がある保証はない。)
  • 鶏肉は,細かく切って焼くより大きく切って焼く方がおいしい。
  • 鶏肉は焼いてあまりおかない方がおいしく食べられる。
  • 切る回数が少ないのでハサミの操作が楽・お手入れも楽。
  • 一緒に焼くと,鶏肉は火が入りすぎてて野菜は火が入らない。

鶏肉を焼くのは初心者メニューとして優秀

昔から我が家ではカレーは一人暮らしの初心者メニューではないとされている。洗い物も含めて意外と面倒だし,作りすぎたときにじゃがいもがだめになるので保存も効きにくいと。

じゃ,カレーを否定するなら何を作るかということで,鶏の照り焼きを作れとされていた。フライパンで焼くだけだし,蒸し焼きにしておけば中まで火が通らないというリスクもない。付け合わせの野菜も同時に焼くとそれで良いと。このアイデアを長く採用していて,鶏肉と玉ねぎをフライパンで蒸し焼きにするというのをよくやっていた。

ヘルシオがきて,まずそれをそのメニューをそのまま「まかせて焼き」でやって,さらに自動化して洗練させた結果,ここに書いたメニューにいきつくわけである。

なお,鶏の照り焼きが楽勝な理由を抽象化すると,次の2点が効いているということがわかる。

  • こげつきや生煮えなど火加減に気を遣う必要はない(蒸し焼き)
  • 調味料の配合に気を遣う必要はない(しょうゆだけだし市販のたれを使っても良いし後がけで調味料足しても良いし)

カレーはこの2点にけっこう反している。また,洗い物の手間も鶏の照り焼きの圧勝である。

昔作った問題(5)逆向きの文章題その2

二次関数の文章題に,需要関数を言葉で与えたときの売り上げ最大化の問題がある。数量をx・価格をpとしたとき1円値段をあげると売り上げが10円下がるという関係があるとき,pとxは定数aを用いて

 x = a-10p

と表す,というのが初手である。しかし,個人的には言葉からいきなりこの式を出すのはあまりに天下り感があるように見える。こういう問題を出してしまうと,覚えてきてるかに結局はなってしまうか?ということになる。それを避けるために作った問題。

問題

(以下,実際の試験は高校生風の書き方。)

文化祭での焼きそばの売り上げの最大化について考える。価格をp(単位は円), 売れる数をxとする。このとき,pとxの間には次の式が成り立っている。

 x = 200 - \frac{1}{2} p

このときの焼きそばの価格と売れる数xの間に成り立つ関係について「焼きそば1個の価格」「売れる数」「10円」の3つの単語を使って説明せよ。

まじめな背景

普通の文章題では実質的にdx/dp = k を実質解かせていることになる

1円あがったら10売り上げが下がる,は実質的に

 
  dx/dp = -10

を解けといっているのと同じである。まじめに考えれば微分方程式なので高1ではない。

また「1円上がったら」という書き方で問題を書くと,何か関数を離散値で考えないといけないようにみえる。結局は連続で解かないと面倒だから連続で解くし,数値設定が整数になるように問題作るし。

さらに,価格と数量が一次関数の関係で書けるということは,任意の価格や数量でこの変化率が維持されているということも暗黙に仮定されている。

しかし,こういった小骨がひっかかるような部分を暗黙にしれっとやるのもちょっと嫌。また,こういった話を全てすっとばしてこの文章題を出題すると,ただの暗記問題になる。よって,この手の問題の立式はさせたくない。それを回避するためにこういう問題の出し方をしている。

元文系としては独占っぽい話をしたい

pかxかどっちか1変数消去して解くのだけど,暗黙のうちにpを通じてxはコントロールできてるとか,逆にxを通じてpをコントロールできてるかいう話はしたい(がしない)。要は,pが動かせるというのは暗黙に独占を考えてるという話なんだという話もしたい(がしない)。

出身学部では良くされてた話で

重要関数とか供給関数が与えられたときに,その係数(文字係数も含む)が何を意味してるかわからずに計算してる,という人があまりに多いので,式がどういう設定を意味してるかは強調しておきたいよね,という話がよくあった。なのでまあこういう問題は思いつきますよね,といったところ。

昔作った問題(4)逆向きの文章題1

文章題は思考問題のつもりで出題しても,初見でなかったり解く側のレベルによって実質パターン暗記になってしまう。その場合,計算問題出してるのと大差ない。

また,一次不等式の計算問題の場合,何も律義に実社会では手計算で解く必要などない。Excelあたりでじゃーっとシミュレーション風にやって,後はグラフみて方向をえいっと決めればよい。

なので,文章題を出すこと自体に気乗りしない。しかし,文章題を全く出さないわけにもいかない。ということで,私が出した問題はこれ。

問題

以下の(ア)・(イ)・(ウ)に適する数値や文章を記入せよ。

1個(ア)円のパンをx個送る。送料は(イ)円かかるものとする。全部の費用は(ウ)。

このとき次の式がなりたつ。

50x + 700 > 10000

問題自体にアラはある

この問題は,厳密には色々とまずい。まあ,そこは空気を読んでという出題。

空気を読んで答えてといいつつも,数学的に適切なら〇するつもりで作ってる。なんせ採点枚数が少ない試験のため,採点時間がかかることは許容できたので。

なんでもありというのは,例えば,(ウ)に12000とか10000より大きい数を使って文章を作られても文としては成立してしまう。いちおうそういう解答が出てきたら〇するつもりで作った気がする。

また,送料と費用のとこは移項でなんとでも調整できるので,そういう解答もたぶん〇にするつもりで作っていた。

なお,解答欄を狭めに作って配点を薄くとるなどしてぶっ飛んだ解答の被害が少なくなるようには作っている。

ちゃんと作るなら

ある文章題の解答を全部書いておいて,この解答の元の文章題となるような問題文を(ア)・(イ)・(ウ)をすることで完成させよ,となるのだと思う。ただ,それすると問題文ややこしくなるし紙を圧迫するかでこれで妥協した記憶がある。

本当は,文章題を解いたときの立式が以下のようになるような文章題を作れ,とまでしたいんだけど,さすがに採点が大変すぎるのでやめた。